DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

信頼というのはふわっとしたものじゃなく

こんばんは。

テルモ朝歩
朝は曇ってて気温は20度を切ってひんやり空気が爽やかでした。
テルさんも絶好調
朝から馴染み公園まで行って草むらの獣や人に踏み固められたなんとなくの獣道をいそいそと匂い嗅ぎしてました。

跳ね上げた尻尾を悠々と左右に揺らす後ろ姿。自信たっぷりで頼もしい
キツネの匂いを追っているのかな?リスかな?

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先日キリンのリンリンの本と青木愛弓先生のハズバンダリートレーニングについて書きました。


今日は青木愛弓先生のブログから。

2005年の「しつけに対する考え方」というタイトルの記事に、信頼関係について書かれています。
信頼関係とはどういうことなのか?このブログはバードトレーニングについてなので、鳥と人間の関係ということで記述されています。


怖い思いをさせない、痛いこと、不快なことをしない、そばに行けばいつも良いことが起こる。こういったやりとりから、鳥はあなたが好きになるのです。好きな人のそばにいつもいたい、近くに寄って行きたい。手を差し出されたら手に乗りたい。もしかしたらそんな鳥の姿を私たちは信頼関係と名付けているのかもしれませんね。


これは鳥だけでなく犬や猫などのコンパニオンアニマルはきっとみんな同じだと思います。
だから、信頼関係というのはふわっとした精神論や、心の中で念じていれば良いものではなく…。
種の違う動物と関係を築くためには、具体的な行動で体現していかなくちゃね、という青木先生からの戒めのように私には解釈できました。


動物は言葉をしゃべらないからこそ、人が信頼関係という言葉で都合よく解釈してひとりよがりにならないように。

そのために、できるだけ根拠あるやり方で動物と相対すること。
それが犬を人間の世界に招き入れた人としての誠意なんじゃないかな…そう考えています。