DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

終生飼養の意味

コウリンタンポポとテルモ
コウリンタンポポ(って言うそうです)がたくさん咲いていて、はしゃぐ母ちゃんをシラケた顔して見ているテルさん
いや、ほんと可愛いお花。大好きになりました。
ワタスゲふわふわ
ワタスゲの綿がふわっふわに広がってました。これも可愛い。綿が広がる前はこんなでしたヨ↓わたすげ

今日はペットのための遺言・信託セミナーをオンラインで受講しました。
初のオンライン講座ちょっと緊張した

もしも今、私が急病で入院したら…?
テルモのお世話すぐにお手上げ。
父ちゃんがいても会社に行っている訳だし。
そんなことアレコレ考えながら、うちの場合はどういう備え方ができるかな?
ひとりの飼い主がずっと飼い続けるのが理想ですが、人生は何があるかわからない。
その時のために、自分以外の誰かにペットのお世話を託せるように整える。
飼い主が変わっても、ペットが無事に天寿を全うできるようにすること、それが「終生飼養」の意味なんだなあと思いました。


朝散歩でかなりの老犬さんに会いました。
ゆ~っくりゆ~っくり2~3歩足を運んでは立ち止まり、鼻を上げて空中嗅ぎをして、また足を運ぶ。
推定14~15歳ではないかと飼い主さん。
1年近く、ほとんどペットホテル住まいだったのちに放浪しているところを保護団体に引き取られたそうです。飼い主さんはいたそうですが、ほとんどホテルに預けっぱなし。
その飼い主さんも、元々の飼い主さんが高齢で飼えなくなり託されたそうですが。

二人の人とペットホテル、保護団体さんと転々としてやっと安住の家に辿り着いたというわけですね。
この間に、こういう仕組みを紹介される機会もなかったのかな

飼えなくなって止む無く手放す飼い主さんを事情もよく知らない者が、むやみに非難するということは厳に慎まなければ…。それによって非難を恐れてこっそり捨てるという事態を招いては元も子もありませんものね。
人には口外できない様々な事情があることを察して、動物たちが不幸にならぬように助け舟をそっと出せる、そんな世の中の方がきっとみんな生き易いでしょうね。

ペットのための遺言と信託の仕組みはもっと多くの人に知ってほしいです。
我が家は、まずは父ちゃんと話し合ってみることから始めてみます。