こんにちは。
昨日、待望のマクロレンズをキャン★ドゥでやっと手に入れました。
セイヨウタンポポ。
マクロレンズをつけるとピント合わせが超難しい!
屋外はちょっとの風でも、対象物が視野からいなくなる~~
でも、しばらく楽しめそう。
一昨日の投稿でもしかしたら、アリスファームの看板犬さんの写真がちゃんと見えてなかったでしょうか?再掲しますね。
↑ランちゃん(5歳♀スタンダードプードル)
↑リリーちゃん(1歳♀スタンダードプードル)
***********************
今日は午後から防災に関連したオンラインミーティングに参加しました。
災害時は、ペットとの同行避難をするように内閣府が勧めています。
が、昨今の感染症流行により避難所で十分な対人距離を保っての避難が課題となっていますね。
そこに、ペットを連れた人が一緒に避難するとなると、さらに課題が増えそうです。
そこで、動物避難所を全国に開設して人と動物は分離して避難しようというプロジェクトを立ち上げる。そのプロジェクトのキックオフイベントのようなものでした。
災害時の対策については、考えないといけないと思ってもついつい後回しになりがち。
なので、きっかけになればということで参加してみました。
動物避難所ということでペット関連事業者の方やペットの飼い主さんが多かったです。
その中に、ペットを飼っていない人、地域のつながりづくりの活動をされている団体の方、地方の議員さんなど、普段はペットとは無関係の方が少数ですがいらっしゃいました。
これは、私としては心から嬉しく、ありがたく思いました。
大きな災害があるたびに、SNSではペット連れの人が避難所に入るのを断られたとか、アレルギーの人への配慮の問題などが話題になります。
そうした状況を見るたびに、ペット連れの避難を実践的に考えようとした時には、ペットとは無関係の人たちとの対話が必須だと感じていました。
また、ペット連れの避難をどうするか?という問題は、障碍を持っていたり、ホームレスだったり、あるいは海外からの渡航者など、いわゆる社会的弱者といわれる立場の人たちの避難問題と共通項があるのでは?それぞれに抱えた条件が異なるとしても…と思っていました。
だから、ペット連れのことだけを考えるのでなく、いろいろな個別の条件を抱える人たちのことも共に考えるべきでは?と。
ただ、今日のミーティングで色々な人の意見をうかがってひとつ気がつきました。
ペット連れの人と、社会的弱者と呼ばれる立場の人では決定的に違うことがある。
それは、ペットはあくまでも本人やその家族の意思で自ら望んでペットを迎えたということです。
ここは、ついペットを飼っている私たちは忘れがちなのかも?
ここを忘れてしまうと、ペットを飼っていない人達との対話は、ともすると平行線をたどってしまうことになりかねない。
だからどうなの?っていう明快な結論は現時点ではありません、あしからず
また、災害時避難といっても、その形態はさまざまです。
避難所に行くだけが避難ではありません。
自宅、親戚・友人宅、あるいは個人的に約束しあった近所の集会所や会館、車中避難などなど。
災害種類によっても、安全な場所も異なってきます。
そして、何よりもペットの安全のためには人がまず生き延びていなければならないということが大前提だということ。
飼い主が生きていなければ、「うちのコ」は守れないわけです。
その点は、NPO法人アナイスの平井さんもセミナーで声を大にしておっしゃっていました。
だから、ペットの災害対策を考える時に人の災害対策をぬきには絶対に考えられないわけです。
平井さんのセミナーでは、予期せぬ災害に直面して着の身着のまま命からがら逃げて来た人たちが、今ある物資を工夫し融通し合い互いに協力しながらペットの命を守っている姿をたくさん教えて頂きました。
もうひとつ、平井さんが力説されていたことは、「災害対策は日常の延長線上にある」ということです。そのお話を聞いて、私は普段からのご近所とのお付き合いはそのまま災害時にも大切な資源になるのだということも知りました。
いつ起こるか、定型のない災害に対して、ペットのいるいないに関わらず私たちはどんな備えをすべきなのか?必要な物資、あったらよい物、連絡手段、心構えなどいろいろあるとは思います。
でも、それらはみんな何気ない普段の日常からつながっているということを意識できること。
ここがまずは出発点なのかな?
そして、私たちペットと暮らす者は、いつもそうでない人達との対話を心がけること。
そんなことが大事だよね…と改めて思ったミーティングでした。