DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

親切な人につなぐ仕組みを

20200703ハナバチ7
ラベンダーが咲き始めました。
そこにハナバチ
20200703ハナバチ6
よそのお宅の生け垣の花にも
違う種類のハナバチですね!気分上がりました!
テルモはというと…
ダイソーに行きたいテルモ
今日はダイソーに行きたかったらしい。
お店入り口でかなり粘っていました
何人かのお客さんになでなでしてもらい、母ちゃんになだめられ渋々諦めた。

さて、ACジャパンの動物愛護活動をしている団体を支援するCMがSNS上で話題になっていましたね。




この記事掲載後にハフポスト日本版に問い合わせが来たそうです。

「どうしても飼えなくなった場合には。どうすればよいのか?」

おっしゃる通りですね。
ACジャパンの意図はなんだろうなあって私も思いました。


「動物遺棄は犯罪です。」
この言葉で遺棄しようと思い詰めていた人が思いとどまって、捨てられるはずだった動物が幸せになれる道につながるのかなあ?

このCMで動物を遺棄・飼育放棄しようとする人たちを非難する気持ちをより強める人も多いだろうと思います。それって必要でしょうか?
どんな経緯があって飼育放棄するに至ったのか?個々人の事情を何も考慮せずただ非難することに疑問を感じます。

新型コロナウイルスの影響で失職し収入がなくなり動物たちを飼えなくなってしまった人がいるということを昨日NHKニュースの特集で報道していました。
過去のいくつもの大災害の時にもやはり飼えなくなってしまった人たちが大勢いました。

人間生きていれば予想だにしない出来事や事故に遭うことはあります。

だから、人々の非難を惹起することよりも本当に動物福祉を達成するのであれば、段ボールに犬を入れて「親切な人に拾ってね。」と言わなくて済むような仕組みが必要ではないのかなあ。

保護活動をされている方たちの中には不本意ながらもそれを担ってくださっている方もいらっしゃいます。献身的に動物たちの命を救ってくださって頭が下がります。

もうひとつは、安易な飼育を抑制する仕組みですね。
日本について言えば人口がどんどん減って、いろいろなモノが今までのようには売れなくなる時代になりました。ただ売れればよいという姿勢から、ソーシャルグッドの概念に企業は少しずつシフトしているとか。人の健康や福祉に反するものはむやみに販売しないという。

動物はモノではありませんが市場に流通して売り買いされています。
ほかのモノと同じく、いえ、それ以上にソーシャルグッドに反する「なんでもいいから売れれば良い」という無責任な販売はなくなってほしいです。
ただそれとても消費者がその淘汰の鍵を握っていますよね。
賢い消費者になりたいものです。




この可憐なお花、苔の花でしょうか?
道端にたくさん咲いていました
苔の花?20200703