DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

体というインターフェイス

空に月
夕散歩の青空に月。
昼間の月はぺらっぺらに見えるのはなぜ
パークゴルフ場
いよいよ閉鎖していたパークゴルフ場があさってからオープンということで担当のおじさんたちが入念に準備してました。作業するには暑いですね。
「いよいよですね!お疲れ様でーす。」とお声かけたら「おうよ!」と笑顔が輝いていました。
お日さまを浴びて緑の中で体を動かすってサイコーだな~。



近頃、よくテレビでもお見掛けする池谷(いけがや)先生。

脳と体の関係について、こんなふうに書かれていらっしゃいます。要約しますね。
体よりも脳のほうを上位に置きがちだけれども、脳は頭蓋骨という暗箱に閉じ込められているような状態なので、外界とのつながりを持つためには体というインターフェイス接触面)がなければ、どうしようもない。

なるほど~!

体を動かすからこそ、脳にたくさんの情報が送られるので、それらの情報に対応すべく脳が発達するのだそうです。

さらに、そこから話は動機付けにつながって行きます。

やる気がなくてもまず始めてみる。年賀状を書く気になれなくても、まずは机に座って書き始めてみる。そうすることで、脳がしだいに活性化し、やる気が出て、のめり込んでいくことがあります。これを「作業興奮」と言います。興奮とは、「脳の神経細胞が活性化する」という意味です。(68頁より)

モチベーションを維持するには、「ご褒美」という環境主導型と、「体を動かす」という体主導型のふたつのアプローチがありうると説明されています。

体という「インターフェイス」をじゃんじゃん動かすことによって脳の神経細胞が活性化する。

素敵だと思いませんか?

犬変態な私は『ここでもすぐ犬はどうか?』って考えます。

犬には、体というインターフェイスをフル活用して脳を活性化するためにサイコーのイベントがありますよね

そう。散歩ですね

ここで言う「体を動かす」は単に手足の動きだけを言うのではないですね。目や鼻や耳からの情報を取り入れることも含めたインターフェイスとしての体です。
だから、老犬になって歩けなくても抱っこやカートでお散歩することは十分に脳を活性化させられるってことだと思います。

子犬の発達にとってももちろん。

老若男女問わず。犬に散歩は必要なわけですね。