DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

犬とリードと私の関係

こんにちは。

地震の影響が残る地方のみなさま、どうぞご自愛なさってくださいませ。

戦争、地震、いつもどおりの毎日のありがたさが身に沁みます。

 

毎年この時期、梅の病気防除が行われます。

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梅の根元がうっすら黄色…予防薬が散布されました

お薬は石灰と硫黄の混合剤で、散布されるとしばらくの間、園内は硫黄臭がきついです。犬の鼻にはもっと遠くから、ひょっとすると自宅を出てすぐにも硫黄臭はキャッチできているかも?

 

今日は、犬の変態さんの中でも「トップオブザ変態」の犬のリードワークについて書きます。超マニアックな世界の話、あつくるしいですがご容赦ください。

あつくるしいのが苦手な方はどうかスルーしてくだされませ(´▽`*)

テルモを迎えて間もなくから、犬の勉強を始めました。その中にはいくつも単元がありますが、もちろんリードワークも実地と座学の両方で勉強していました。横浜からこちらに引っ越してからは、実地はできなくなってとても残念です。

 

どんなスキルもメソッドも技術も基礎になる理念や理想があります。

それはただ文言を記憶してそらんじるだけはだめで。

技術は何度もイメージトレーニングし、うちの中で、テーブルの足にリードをくくりつけて練習し、動きを体に染み込ませる。

さあ、テルモと一緒に散歩へ…でもね、一歩外に出たら、そこには予期せぬことが山のようにある。散歩じたいは私のための練習の場ではないので、うちで練習した技術を繰り出せる場面に必ずしも直面するとも限らない。

そして、常々メンターから告げられていること「犬で練習しないでね。」。

 

犬のリードワークなんだから、犬につないでやらないでどうするのよー?!

そう言いたいでしょ?

私も、はじめは「ほへ?」となりました(≧▽≦)

 

でも、やがてそれは当たり前に受け入れられるようになります。

 

私は3mリードを使っています。

その理由や、何を目指すのかはこちらの記事の導入部(無料で読めるところ)に書かれている通りです。どれどれ?という方は、お読みになってくみてくださいね。

 

charliemama3.hatenablog.jp

 

日本ではリードなしで犬を散歩させることはできませんね。

散歩にリードは必須。

そのリードは犬にどんな影響を与えるのか?上の記事にそれを調べた研究がひとつ紹介されています。まだまだこの分野は研究が追い付いていません。

でも、テルモに3mリードを使って、少しずつ、私自身、体の使い方がわかってくると、テルモの様子が目に見えて変化するのがわかりました。

犬が犬らしさを発揮するということ。

もちろん、人がその変化を受け取るためには「犬らしいってどういうこと?」を知らなければ、目のまえで繰り広げられる犬たちのコミュニケーションは、見ていてもわからないか、でなければ、人間目線の勝手な思い込みだけで解釈するだけ。

それでは犬に不遜だし、犬が好きとか愛してるとか言っても、犬からはそう思われはしないだろうな。

 

だから、リードワークってリードの操作だけでは完結できないんです。

理想をそらんじているだけでは出来ないというのはそういう意味…

 

だからと言って、理想(どこを目指すのか)がなければ、犬のためのリードワークは始まりません。実は、人間だけに都合の良いやり方(リードショックとかリードジャークとか犬とリードで引っ張りあっこするとか、リードの余っているところでムチのように犬を叩くとか)は、巷にあふれています。

それらを全部駆逐するために、私はこのブログを書きはじめたと言っても過言ではないんですが、それはリードワークに限らず。

動物福祉や動物行動学や科学的知見を考慮しないトレーニング、そういうものに苦しめられるかいぬしさんと犬をなくしたい。

 

その思いを最も象徴的に、そして、最高峰の心技体で具現化するもの

それがリードワークなんです、わたしにとっては。

高い高い、私には高すぎる山登りであるのは、承知のうえ

それでも、一歩ずつ、半歩ずつでもいいから、登りたい山。

それがリードワークです。

私はトレーナーではありません。テルモのいちかいぬしですから、テルモと毎日どれだけ幸せな散歩ができるか?目指すのはそこですね。

 

究極のリードワークは、リードなしで体現できるもの。

リードワークなのにリードなし??

その「ほへ?」を解消したいかたは、ぜひ、こちらの記事で↓お読みいただけたら幸いです。

charliemama3.hatenablog.jp

 

実は、こんなものを極秘に入手しておりました。

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人間用のハーネス(''Д'')??

超大型犬用のフリースラインドハーネスです。人間用じゃないです(∀`*ゞ)エヘヘ

大きいから人間も着れるの(やっぱり変態?!)

 

これを着れば、犬がリードでつながれて、引っ張られたり、止められたりする体験をできます。

来週、犬のお友達が来てくださるので、一緒に実験してみたいです。

 

若輩者の私ですからね、

下手な説明するより、一緒に犬になってみるのが手っ取り早い。

リードショックや引っ張りが、どんなものか、もしかしたら、犬が引っ張るって思ってたのは勘違いだったのかも?とか

一緒にいろんな気づきをもらえたら楽しいだろうなって。

 

今日も読んでくださってありがとう。

(。・ω・。)ノ♡&✌ around the world.