こんにちは。
今朝の散歩であったことから。
公園を歩いていたら道路のむこうがわでオビディエンス練習している犬とかいぬしさん。
犬種はミックスかな、テルモと同じくらいのサイズ。
顔と動きがあどけない感じだったのでまだ子どもだったかも。
「つけ」
「まて」
などなど聞こえて来たので『ああ練習中だな…。』と思い、近づきすぎないように…
でもあちらの犬のほうがテルモに気がつきました。
そして、こっちに向かって来ようと突進。
早朝だし休日だったので車の往来はなかったんですが
かいぬしさん咄嗟にリードをロック。
さらに犬のほうはグイグイと前進。
かいぬしさん「イケナイ」と諭しながら、リードを短く持って止めて。
でも、犬の力が強く首輪だったので首が締まってケホケホ。
「ほら、そうなっちゃうでしょ?行かない。」と言うのですが
犬は再びケホケホしつつ唾液をカハカハッと吐いていました。
思わず「だいじょうぶですか?」と道路のこちら側から声をかけました。
「はーい。〇△×~~…。」
かいぬしさん、ひっぱる犬と格闘なさっているので、テルモがいるうちは引っ張りが止まらないと思い、そそくさと退散しました。
かいぬしさんの出で立ちや声のかけ方、立ち居振る舞いなどから、どうも一般のかいぬしさんではないようにお見受けしました。
オビディエンス、このへんではなかなかやっているかいぬしさんがいない。
プロの方かな?
『声かけず早々に離れるべきだったか…反省(;´Д`)』
自分ではリードを引いていなくても、犬のほうが前に出ればこのように首が思いがけず締まってしまうことになりますね。
テルモサイズの犬がワッと勢いよく前進するときの力は相当なもの。
首輪ならダメでハーネスなら引っ張ってOKとかじゃない。
こちら↓に犬具とともに丁寧なリードワークの大切さについて書いてあります。
リンクされているdoggames社のサイトの犬の首の解剖図が見やすいのでご確認ください。
気管、食道、心臓から脳へつながる大血管、脊椎、甲状腺など
生命維持に重要な器官がつまっているのが首です。
私だったら、テルモを前からホールドして抑えるかな…?
もしくは、後ろに下がるスペースがあれば、
まずはいったんしっかり犬を止めて(引かない)
そこから、私がスーッとうしろに下がって犬から離れる。
だろうか?
まだ若い犬のようだったので、オビディエンスしててもいろいろと気が散り易いですね。
そのうえ同族を発見したので、遊びたかったのかも。
うちにも、以前はちゃはちゃのパピーがいたのでなんとなく想像がつきます。
犬がいて警戒するよりも『近づきたい』と思うあたり
まだ思春期前だろうかなあ?
もう少し月齢がいくと、ちょっと警戒もしたり
そのうち、犬がいても無視してかいぬしさんの指示に集中できたり
もちろん個性によっていろいろですが。
犬も日々成長。
合図を出してビシッとそのとおり動ける犬はかっこいいし、犬と人のコミュニケーションとしても素晴らしいこと。
今は、そうなるプロセスにちょっと思いを馳せることができます。
プロセスには犬だけでなく人の学習と成長も含まれる。
オビディエンスのやり方だけでなく
犬の発達段階とか
犬とのコミュニケーション具合とか
オビディエンス前段階の日常があることとか…
目に見えるところは氷山の一角で
それ以外にあるものの大切さ。
命と向き合うかぎり学びに終わりはないんだろうなあ
犬の良き理解者でありドッグトレーナーであるアンジェロ・ヴァイラさんの本。
彼は犬を愛し育てることを「訓育」と呼び、自分の仕事は訓育を通して犬と人の架け橋になることだと説いています。
そして、犬を師として人が学び、犬とともに成長していこうと冒頭で強調しています。
犬が、別の行動も選べるのに、
私たちについてきて、
私たちの世界に入ろうとするなら、
そこで初めて私たちは、真にふさわしいものになれる。(p.32より)
テルモ先生これからも( `・∀・´)ノヨロシクね。
今日も読んでくださってありがとう(*´▽`*)
今週から北海道はちょっと暑さもひといきつけそう。