こないだ、テルモがお水の入った食器をくわえてひっくり返したことがありました。
「あれ?どうしたの(*'▽')?」
と言いながら床を拭いて新しいお水を入れました。
11歳になるテルモは今までそんなことしたことないので
『なんだったんだろうな~?』
と思いつつ、晩ごはんもまだだったから
『おなかへって知らせに来たのかな?』
ぐらいに思って夕散歩に出かけました。
帰ってきて、いつものようにごはんあげようと
テルモの食器を洗っていたら
食器の裏にフードがひとつぶ貼りついてる。
ああ!これだ!
犬の鼻が食器の下から漂うおいしいにおいを見逃す(嗅ぎ逃す)わけない。
それで、食器をくわえてひっくり返していたんだー。
「ああ、テルさん、これを探してたんだね(^^)!ごめんよ、気がつかなくて。」
3年前の動画ですけど、むしゃむしゃ食べるテルモ。
う~~ん、いい子だいい子だ(´▽`)
毎日毎食、「おいしいねえ。」「いい子だね。」が自然と口をついて出てきます。
「いい子だね。」の言葉と「食べ物」が同時だから
厳密には、古典的条件づけとしては効率が良くないのかな。
それでも毎日だと、言葉と食べ物がセットになって
「いい子だね。」と聞くとワクワクしてるんじゃないかな。
暮らしって実験室の中とは違うので
厳密さよりも
毎日犬にも人にもムリなく
続けられる。
楽しかったり安心できるから
知らないうちに習慣になる。
それでいいんじゃないのかな。
ちいさなことでも日々積み重なれば必ずいつか実る。
それって、かいぬしだからこそできるやり方。
毎日の暮らしに「一発で効くウラワザ」なんて要らない。
逆にそういうのはちょっと疑ってかかってます(;^ω^)
理屈は大事。
その理屈を毎日の暮らしに活かせたらすごくいい。
でも、暮らしはみんなひとりひとり違うから
どうやって活かすかは
かいぬしにしかオーダーメイドできないものね。