テルモはけっこうマーキングします。
でも、してほしくない所もありますね。
- よその家の玄関前とか門扉とか塀
- 飲食店前とか
- 公園ベンチの足元とか
そういう所でマーキング前の匂い嗅ぎをしている時は「そこ違うよ。」と言うと匂いを嗅ぐのをやめてさっと立ち去ってくれます。
それ以外はマーキングしたらお水でささっと流すことにして制限はしていません。
マーキングには犬どうしの遠隔コミュニケーションという意味があるらしいですよね。
マーキングはだいたい後ろ足をどちらか片方あげてするので、3本足でバランスとって立てないと出来ない芸当だなって最近気が付きました。
足腰が弱ってくるとマーキングもままならなくなってくるかもなあ…
そう思ったら、マーキングが出来たら「おお!やったね。すご~い!」ぐらいでも良いかもしれないです
先日から読み始めているマーク・ベコフさんの本がとっても面白いです。
マーキングについて151頁から163頁までたっぷりと書かれています。
その中に「ディスプレイ」ということが書かれてありました。
足を上げるけど排尿はしないドライ・マーキングは「視覚的なディスプレイ」として機能していて、オスはほかのオスが視野内にいるときに頻繁に見られるそうです。
そして、別のオスがマーキングをしているのを見たオスはマーキングをする頻度が高まるんですって。
そこでこのドライ・マーキングをする理由を著者は「別のオスに尿を使わせるための策略かもしれない」と言っています。
これからさらに研究が進んでくるともっといろいろなことがわかって来そうですね。
楽しみです