DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

匂いを嗅ぐ散歩

テルモ地方は昼間とても暖かくなったのですが、実家の母から電話が来たらすごく雪が降っているとか
今まで雪がなくて雪まつり雪像づくりが大変だったようですが、明日の開幕を前にドカ雪になって今度は除雪が大変そうです。



昨日のお散歩トレーニング中のテルモの写真です。
参加者の方でいつも立派なカメラを抱えてみんなの写真を撮ってくださる方がいらっしゃるのです。ありがとうございます。


20200202匂い嗅ぐ

木の根元、匂い嗅いでいますね。

20200202歩く姿勢
これは歩いている時の写真。
頭の位置が低く鼻を使って匂いをとりながら歩いています。
昨日は10頭ぐらいの犬が参加していました。その犬たちを満遍なく撮影してくださるので2時間で800枚ぐらいの写真になることもあります。
その写真に写っている犬たち、大半はこうやって匂い嗅ぎしている

人間は入力情報の9割がたが視覚情報ですが、犬は嗅覚から情報をとっていると言われています。
犬の嗅覚が人間よりずっと優れていることは誰でも知っていることですね。

視覚よりも嗅覚が優勢となると歩いているときもこんなふうに頭を低くしているのが「犬らしい形」ということは、犬の学び舎で教わるまでほぼ意識していませんでした。

犬と人間の違いですね。
なんとなく犬の歩く姿は首をまっすぐ伸ばして顔を前に向けているイメージがありますが、特に理由がない限りはそうではないのですね。

よく知っているようでも、実はよく考えるとあまりわかっていなくて誤解していたり人間の思い込みをあてはめて犬に窮屈な思いをさせていないかなと考えるようになりました。

犬が匂いを嗅ごうとするのを無理やりやめさせていたりしてなかったかなあ。
介助犬の訓練犬を預かっていた時は匂い嗅ぎはNGでした。
では家庭犬の場合は?
先を急いでいるという人間の都合でどうしても駄目ということがあるかもしれません。
でも、そもそも犬のための散歩なのに匂い嗅ぎしてはいけない理由って私はあまり思いつきません。

よそ様に迷惑をかけない限り、自由に匂いを嗅げるお散歩をしてあげたいと思います。

犬の嗅覚といえば!
アレクサンドラ・ホロウィッツさん。大好きな犬の研究者です
こちらの動画、よく出来ていて楽しいです。日本語字幕表示でどうぞ