いつか犬連れの知り合いにお散歩トレーニングに参加していると言ったら
「まだトレーニングしないといけないの？」と驚かれました。
テルモがお仕事犬のリタイアだと知っていた方なので思わず出た言葉だと思います。
「お散歩トレーニング」自体にそんな発想を微塵も持っていなかったので反対に驚きました。
犬を連れて参加するトレーニングと言えば、イメージとして当然犬をトレーニングするためのものだと思いますよね。そりゃそうですね、普通は。
でも、私とテルモが参加しているお散歩トレーニングは少し違って。
今の私は、トレーニングして「犬を変える」という考えは持っていません。
人が学んで練習して犬との付き合い方を学ぶことで犬との暮らしが互いに自然に折り合いがつくようになる。そう思っています。
だって、本当にそうだったから。
育ってきた環境も違う
使う言葉も違う
行動様式も違う
その上、生物種が違う
そんな相手を変えようとすること自体がかなり無謀だと今は思います。
だって同じ人間同士だって、うまくいかない時、相手を変えようとしても大抵無理じゃないですか
？相手を変えようと躍起になっているうちは、まずいところばかり目についてしまう。
それより、自分のほうから先に言葉や行動を変えたほうが、うんとすんなりいく。
自分が変わるから、当然それに呼応する相手も変わる。
「お散歩トレーニング」では
自分はどういうふうに行動しているのか
その時犬はどう行動して
自分がどう対応したのかを考えています。
今日、お散歩トレーニングでご一緒したチワワのララちゃんママのブログです。
犬の学び舎の大先輩、いつも遠くからララちゃんを可愛いキャリーに入れて新幹線に乗っていらっしゃるんです。すごいでしょう？
ちょっとほかにはないかもしれない場所、それがお散歩トレーニングなんです。
