こんにちは
今朝テル散歩して来た父ちゃんが見つけた足跡🐾
動物、たぶんキツネ?の足跡、ふつうはへこんでいるんだけど
むしろちょっと盛り上がった足跡
拡大してじーーーっと眺めていると、写真の影と光がどっちが凸でどっちが凹だかわけわかんなくなってきますが^^;;
直接見た父ちゃん曰く、足跡は盛り上がっていたそうです。
これは!!
この本に書いてあったやつ。
1994年の古い本ですが、内容は素晴らしい。
盛り上がった足跡は「シュカブラ」というそう。
シュカブラとは、もともとは厳冬期の雪面にできる波状の風紋を指すそうです。
風紋はふきっさらしの雪原で強風の翌朝などによく見かけます。
乾燥した雪原を動物が歩くと、そのわずかな熱によって雪が湿って固められ,クラストする。まわりの軽い雪が強風に吹き飛ばされると、硬くなった足型だけが盛り上がるように残される。これが動物の足跡のシュカブラができるしくみである。(p16より)
(※クラストとは雪が硬く氷化すること。)
ついこのまえ本で読んだばかりのものにこんな身近で(見たのは父ちゃんですが)出会えるなんてラッキー(^_^)v
そして、今日の午後ん歩は、400haある丘陵地の国営公園まで、車で30分。
林の中をところどころずっぽずっぽ膝まで埋まりながら散策。
積雪深い森歩きは冬でも汗かきかきの体力勝負。
公園の森エリアを管轄するstaffの方と来園したお子さんたちが作ったのかな?
木の実や葉っぱを閉じ込めて作ったアイスキャンドルが管理ロッジ前に飾られていました。
昨夜は森の中をナイトウォークする日だったようなので点火したキャンドル、みんなで見たのかな?
夜は寒いけどきれいだったろうなあ(*´ω`*)
青白く明るい夜
ゆらゆら揺れるロウソクの灯りに照らされる
雪焼けしたほっぺた
ちょろっと鼻水垂らしてた子もいるかもね(^.^)
ありありと想像できた
人は目で見て耳で聴いて肌で感じて寒さを楽しむ
テルモは鼻で嗅いで耳で聴いて肉球で雪をつかんで(冷たいだろね)楽しむ(楽しめてる?)
犬と人は種が違うから
それぞれの得意なやり方で前になり後ろになりしながら一緒に歩く
私には聴こえない音か気配を察知して、テルモが立ち止まり神経を集中させるとき、私もそれを見つけ出そうと
テルモの目の高さまで雪の中にしゃがみこんで目を凝らして耳をそばだててみる
だいたいはわからないんだけどね(^^)
でも見えなくても何かがそこにいて、それを探し出そうと一緒に集中するその瞬間が好きだなー
そのときのテルモのしゃんとした背中
前に向かってグイっと立ち上がる耳
ぶわっと立ち上がった背中のたてがみと尻尾
すぐ飛び出せるように緊張感みなぎらせた足の指
そんな野生のオーラに包まれたテルモの姿はカッコイイ
やっぱりきみは犬なんだ!と(あったりまえさ)
初めの頃は、私がテルモを散歩に連れて行くと思っていたけど、そうじゃないね。
だからと言って、連れて行ってもらっているというのも違う。
やっぱり、「一緒に行く」っていうのが一番しっくりくる。
テルモが気になる匂いを嗅ぐときは、立ち止まって『何を見つけたんだろうなあ?』と想像しながら、待っている。
母ちゃんが樹上の鳥を仰いだり、雪の上に獣の足跡を撮ったりするときは、今度はテルモが待っていてくれる。
お互いのワクワクを十分に堪能できるように持ちつ持たれつ…
そんな時間の有り難さがジワる日曜日のお散歩でした。
スノーシューほしいねと父ちゃんとしゃべってるんだけど、けっこうお高いのね…^^;;;
次回は公園の貸出スノーシュー履いて歩いてみよう