犬の散歩はありがたい
犬の散歩ってなんだろう?
何すればいいんだろう?
行くたびに考えていた時期がありました。
テルモを迎える前、訓練犬の預かりをしていた頃。
運動?
排泄?
社交?
気分転換?
トレーニング?
どれもあるようだけど毎回違ったりするし。結論出ないまま。
訓練犬の散歩はトレーニング要素がかなり強かったから決まり事を守って歩くことだけで精一杯だったように思います。
テルモを「うちの子」として迎えてからです、真剣に考えたのは。
テルモが来て一番変わったことは「散歩」の主語は犬だということ。
犬にとっての意味を知らないといけない。
それには犬を知らないといけない。
私の犬学メンターである夏目真利子先生のブログ「私は社会化のドッグトレーナー」から記事をひとつご紹介します。
(記事中にある過去記事リンクにもぜひ飛んでみてください)
https://charliemama3.hatenablog.jp/entry/2016/10/15/082051
私たちには想像がつかない嗅覚の世界を生きる犬。
そのことに気がついた時、犬の散歩に突如新しい視野が開けたような解放感を覚えました。
しかも犬だけが歩いているのではなく、そのリードの先に人がいて一緒に歩いている。
人は視覚の生き物、犬は嗅覚の生き物
(この組み合わせってもしや最強…?)
こんなに違う種なのに一緒に歩ける。
そう思ったら限りなく有り難い気持ちで胸いっぱいになりませんか?
犬の散歩は人間の健康にも良いとか言われますけど
一番は種の違う生き物とともに世界を探検できる喜び。
これじゃないかな?って思います。