こんにちは。
テルモのうちのすぐそばには、アオサギの一大営巣地となっている森があります。
アオサギは冬の間は南で過ごし、春になると繁殖のために北海道に渡って来る渡り鳥です。
3月11日にテル散歩の帰り道に空を見上げたら、数羽のカラスに交じって一羽のアオサギが飛んでいました。
もう渡って来ているのか…
春をしみじみ感じました
アオサギ研究会のサイトは、とても詳しくて何より定期的にフィールドでアオサギを観察し続けています。
アオサギ研究会の管理人さんによると、今年はすでに3月7日からアオサギの目撃情報が入っているそうです。
これから続々と渡って来て、間もなく営巣にかかるとのこと。
昨日、テル散歩でよく立ち寄るお宅でそんな話をしたら
もちろん、アオサギのことはご存知で
2月末から目撃していたとお聞きしました
そうかあ
人間たちが大雪に埋もれて「今年の春は遅いぞ~~。」なんて大汗かいて雪かきしていた頃には、すでにアオサギの春は来ていたのかあ…
自然の厳格さと偉大さみたいなものを感じて自分がとてもちっぽけに思えた瞬間でした。
近くの営巣地以外の市内営巣地は、アライグマの侵略が増えつつあり
アオサギが営巣を放棄する危険も心配されています
その点、近所の森は全面柵で囲われているおかげでまだアライグマの侵入がないようで、他の地が放棄された場合には貴重な営巣地となるかもしれません
アオサギが営巣できるということは、その半径30㎞以内に、彼らが雛を育てるためにエサを採れる場所が確保されているということ
アオサギの営巣を継続できることは、それを取り巻く自然と人間が適切につき合い続けていくということも意味するわけですね
これからも大切にアオサギを見守っていきたいです