DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

ロボットの人権問題?

こんばんは。

いやあ~今日もなんか妙な天気でした。
朝は雨でしたけど、突如ぱあっと晴れ間が現れてピーカンと思ったら、たちまち黒い雨雲に覆いつくされる…と目まぐるしい天候。
雨雲のない方向の空を見上げると雲が3層ぐらいになって猛スピードで形変えながら移動してました。

雲秋めく

ダイナミックな雲もう夏空じゃないですねえ。
日中は蒸し暑かったのに夕散歩に麻の長袖シャツ着て出たらちょっと肌寒く感じました。

お口あーん
たまにアップで撮ってみたお口の中がよく見える!
虫歯ありませんか~~。

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昨日、日本科学未来館YouTubeチャンネルでこの動画を見ました。


1時間20分と長いです(^^;)
明日から3連休でご自宅に缶詰になるしかない方におススメします

AIロボットがどんどん発達して今よりもっと人間に近くなった時、そのロボットには人権はあるのか?
ロボットは罪に問われるのか?などの法律学的観点からどうする?っていう近未来的話題。

アンドロイドで有名な石黒浩さんの発言に何度か「そうか~~!」って感心しながら見ました。

なかでも印象的だったのは

ロボットの法律学上の人権を云々するには、まず人間とは何か?という問いから考えなければいけない。そもそもロボットと人間と2つに分けて考える必要があるか?
例えば、パラリンピックで義足や車椅子の選手が、すごい記録を出している。
義足があるからとか足の代わりに車椅子を使ったから人間じゃないとは言わない。
人間は何でできているか?ということとは関係ない。

というようなことをおっしゃってました。
言われてみればそうなんだけど、普段アンドロイドなんてテレビでしか見ない凡人と、日常的にロボットと接している人とでは、違うなあと驚きました。
ロボットという存在が肌感覚として馴染んでいるんでしょうね。

ほかにも

人権は法律が規定するものではなく、人間が仲良くしたいと思ったものに社会が人権を与えるものだともおっしゃっていて、これもなるほどなあと思いました。

そもそも人と関わらないで単独生活を送るロボットはいないので、ある意味、石黒さんがおっしゃるような、ロボットと人間は不可分だという考え方はむしろ現実的なのかなと感じました。
法律学上の建付けという問題から見れば別次元のことかもしれないけど…。

ここで、またすぐ犬とか動物で考えちゃう私なので、動物の権利はどう?
私たちの社会は、動物にちゃんと権利を認めている?

人間で言う基本的人権にあたるような動物の基本的権利。
やはりこれも、人間が決定しようとする動物の基本的権利は、人間とは不可分だろうなあと思います。
その意味でOne WealfareとかOne Healthとかという考え方も提唱されていますね。
言葉だけでなく、その中身が本当の意味で人と動物は不可分だという共通認識が人々の中にあるかな?
なんて思いつつ見ました。