こんばんは。
朝ん歩、ついに雪になりました。
と言っても日向は解けてます。
木の日陰の形まんまに雪が残ってました。
昨日、古典的条件づけについて書きました。
テンプルさんの本からの引用の中に出て来た「探索システム」について。
テンプルさんは動物にとって「情動」が非常に重要だと述べています。
そして、人間を含む哺乳動物が生まれながらに持っている4つの情動システムを上げています。
その4つとは
探索、怒り、恐怖、パニック。
では、探索システムとは…?
「探索」とは「自分の身のまわりを探検し、調べ、理解したいという基本的な衝動」だとパンクセップ博士は言う。(中略)何かいいものを手に入れたいという気持ち、手に入るのを楽しみにする気持ち、それに対する好奇心などが混ざり合っている。(16頁より)
また、パンクセップ博士の次のような引用を紹介しています。
「『探索』は、数多くの情動が発現する出発点と言えるだろう。…動物にあらゆるタイプの報酬を期待させるシステムである。」(17頁より)
そして、テンプルさんは、動物の脳が健全な発達をするためには、探索システムを適度に満足させることが大切で、心身ともに健全な状態であることが動物にとっての幸せであるという考え方です。
「名前を呼んでおやつ」という簡単な方法で、探索システムのスイッチをオンに出来るなら素敵だと思いません?