DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

刺さった本

こんばんは。
夕空
夕方、スーパーでお買い物して外に出たら、こんな夕空が
自然現象の美しさと出会いの唐突さには、いつもはっとします。
お天気は下り坂らしいですが。

この週末はやっと、やっとの夏来たる!という天気に恵まれました。
子どもたち、北海道の短い夏を楽しめたかな?
イカが美味しく食べられる日が来たけど、それも束の間です。
そして、朝夕は涼しい。長袖がないと自転車をかっ飛ばせない

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昨日、図書館から借りてきた本、一気に読めました。
奥田先生、文章が滑らかで読み易い!
内容もわかりやすい!

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本
奥田 健次
大和書房
2011-12-24




私は子育てはほぼ終わってしまったおばちゃんなので
いえ、終わってしまったからこそ、内容が刺さった~~。

本の中には奥田先生が出会った沢山の実例が紹介されています。
「この対応は間違っています!」と容赦なく親御さんたちの行動を一刀両断しているのですが、まあ、その実例が見事なまでに『私のことかい?』というようなお話ばかりで

終わってしまったから、もうやり直せないし「あちゃ~」と笑うしかない訳ですが。

「こういうやり方のほうが良いですよ。」という実用的提案もたくさん書かれていますからご安心くださいませ。
そう言われましても、もう息子は成人しちゃってるからねえ…

いえいえ実はそうでもなくて、テルモがいるのであります。

『いや、だって、テルモは犬だし、この本は人間の子育てのことでしょ
とツッコミたいでしょう?
それがそうでもないんです。
だって何を隠そう、この本は犬の学び舎の推奨本でございます。

この本のベースになっている行動の法則は人間も犬も鳥も豚もみんな共通のルールに則しているんです。それは応用行動分析学という学問で、行動の機能とか行動随伴性などの原理に基づいている。

でも、そういう難しい言葉はいっさい使わずに、説明しているのです。
20年前に読んでいたらなあ…息子の子育ても違ってたかもなあ…

あ、無理だ。2011年出版だもの