GreenSnapで検索したらアスターと出たお花。
日本ではエゾギクとも言うのですね。
お盆に咲いているので仏花としてもお供えされるとか…それはたぶん黄色いポンポン咲きのお花かな。
薄紫色でシンプルな形が可憐です
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昨日(というか日付が回ったので今日になってしまったけど)、奥田健次先生の本をご紹介しました。
子育てが終わった私には、「あちゃー」な反省多き本ですが、たったひとつだけ『それ、私もやってた』なことがあり胸をなでおろしたんです
それは
- 「困ったことがあったらいつでも聞くよ」という態度が子育ての保険になります
という項目でした。
子どものピンチは来ないに越したことはないけど、どれほど真剣に取り組んでいても、いつどんな事態に遭遇するかはわからない。だから備えましょう、と言うことなんです。災害への備えと同じように。
備えるって?
それは、子どもがまだ小さいうち、やっと幼稚園へ行くようになったくらいのうちから、
「もしも〇〇ちゃんが幼稚園に行けないくらい悲しい気持ちになったら、お母さん、いつでもお話聞くからね」
「そういうときは、お父さんもお母さんも、お仕事を休んでお話を聞くからね」
と、言い聞かせておくのです。(209頁より)
そして、これは繰り返し何度も折に触れて話し子どもに染み込ませましょう、と。
我が家の場合は、息子が小学校に上がる前に同じように伝え、その後、何度も中学に上がる頃にも話していましたね。それは、たぶん自分が中学生だった頃に、嫌なことがあって学校に行くのが苦痛でしょうがなかった、けど親には話せなかったという体験があったせい…かな?
息子にそう言い続けていたことで助かったということは、やはり何度かありました。
その言葉を素直に受け入れてくれた息子にも感謝しています。
さて、やはりここでも犬はどうか?と考えてしまう犬変態な私です
ひとつ屋根の下で暮らしている犬族にも、やはり困ったら頼ってもらいたい。ですね?
でも、犬には「いつもあなたの味方だよ。」と言葉で諭したところでわかりません。
これは犬の学び舎で3年ほど学んできて、じわりじわりと身に染みて来ているところ。
言葉にすればそういうことだけど「頼られる存在」になるということを行動と態度で伝えて行くというのは、一朝一夕にはできない。
ある日、何かのトレーニングをしたから出来ることじゃないので。
だけど、ここが犬と暮らす醍醐味だなあって事あるごとにかみしめています。
これはまさにこの学び舎の真骨頂と私は思っています。
最も骨太な犬育ての基本については他の追随を許さない。
「こんなときはこうする」とか「こういうやり方で」というハウツーを知るだけでは枝葉しか見ていないですもんね。
最も太い幹になるところや、もっと言えば土中に隠れて見えない根をしっかり張ることに心を尽くさなければ、どこかにシワヨセが来そうな。
野菜栽培に例えるなら、しっかりした土づくりなしに、病気のサインが出た葉っぱだけをちぎって捨てても、いつまでもヒヨワな花が咲いては落ちていくだけ…。
犬学は広くて深くて終わりがないです。
だから楽しいんですけどネ