大きな木に見えますね。でもこれ湿地に生えていたセリ?かな?
丸いぼんぼりがぽんぽんぽんとほのぼのしたイメージ。
でも下から見ると
なんか元気があってよろしい!
昨日はブログ書かなかったんですけど、庭にセイヨウオオマルハナバチが落っこちていて図鑑読んだり、虫のことを調べていたら時間があっという間に過ぎました。
ラベンダーがいよいよ満開直前です。
一つ一つの花が咲き出すと、やっぱり紫色が鮮明になって目が喜ぶ~~。
珍しく、テルさんに花壇前にスタンバイしてもらい写真撮りました。
なんかどうしても不機嫌そうな顔になり不自然だから、こういう写真はあまり好きじゃない…かな。
先日、犬と人の間で順位づけする理由がわからないということを書きました。
犬の認知能力を多くの実験から研究しているブライアン・ヘアさんの本よりご紹介します。
野生犬はオオカミに比べて、狩りがあまり上手ではないし犬の仲間同士でもオオカミほどには協力し合わないと言います。そして、ペットとして飼われている犬にとって、一番重要な伴侶は人間だろうと。
そのうえで、犬は協力すべき相手とそうでない相手を区別することができると。
それはどのように?
犬は人間どうし、あるいは人間と他の犬とのやりとりを観察してから、自分が交流したい相手を決める。たとえば、一番めの人間は誰かと食べ物を分けあい、二番めの人間は誰かから食べ物を盗んだ。また一番めの人間はロープのひっぱり合いで犬に勝ちを譲り、二番めの人間は犬を勝たせなかった。(214頁より)
さてそれを見ていた犬は誰を好んだと思いますか?
犬は実際に自分が相手とやりとりしなくても、食べ物を分け与えた寛大な人、犬に勝ちを譲った優しい人を選んだのだそうです。
どうやら、犬は最良の伴侶となる相手を見抜く力を持っているようだ。(214頁より)
さて、犬の世界に蔓延っている支配性理論。
人は犬のボスであることをわからせるために何をするにも犬より人が優先で行動する
とか
犬は人に絶対服従しなければいけない
とか。
笑っちゃうようなところでは
犬を人の目線より高い位置に置くとつけあがるからソファに座らせない
とか
ドアを出る時は必ず人間が先に出て犬はあと
とか
犬のごはんは人が食べ終わってから
とか
散歩では犬を人より前に出してはいけない=犬は自分がボスになり人を従えていると勘違いする
などなど…
様々な珍妙なルール
中には犬と人の安全確保や生活時間の都合上必要なこともあるでしょうが、それはそういう理由で十分でしょう。
間違っても「人をボスと認識させるために」やることではないですね。
こうした行動を犬はつぶさに観察して相手が自分にとって最良の相棒であるかどうかちゃんと判断しているということですね。
誰が伴侶として相応しいかを決めるのは犬であって、人が力ずくや珍妙なルールを適用したからと言ってそれが犬からの信頼を得るものにはならないということですね。