DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

動物福祉市民講座受けました

田んぼのかえる2

かえるの写真でこんにちは
7年前、農家さんに田んぼお借りして自分でお米を作っていました。その頃の田んぼにいたかえる。
田植え母ちゃん

市民農園での野菜づくりは我が家も10年ほどやっています。
その田んぼバージョンですね。
4期ほどやりましたが、なんやかんやでやめてしまいました。
私は今でも畑よりも田んぼの方が好きです。機会があればやりたいけど場所、重要です。
農園と同じで遠すぎると難しい。
農家さんが水管理してくれるので、月に1~2度程度行けば良いですが、台風・大雨など荒天のあとにはすぐに駆けつける必要がありますから。
水管理も自分でするなら、家の敷地にないと…それはむり

田んぼ横小川のざりがに
田んぼには水が欠かせないので近くに水源となるきれいな川があります。
川があれば草木が生えて、生物が生息してその土地ならではの生態系が健全に循環して、その循環の一部として田んぼも機能する。田んぼってステキ!(畑もそうだけど気づいてなかった)
って、ずーっと思ってました。今までは。


この本を読んだら、農耕が始まったことによって人々は感染症と出会ったことを知りました。
狩猟生活はひとつところに定住しないので、資源がなくなれば移動する。
農耕は定住を可能にしたがゆえに、人口が増えて、ウイルスや細菌が繁殖拡大する機会にもなった。
ウイルスや細菌も生態系の一部で、ヒトの生きる営みと濃密に関連している。

そうなんだなあって思いました。

だからと言って、今から狩猟生活には戻れないわけで
この本に出会って、地球上の生態系の一部分であるヒトの取り分、持ち分、器に対して分相応な質と量などなど、新しい視点から様々なものをとらえ直す大きなチャンスになりました。

ヒトはヒトという種だけで生きているのではないというあたりまえの事実との邂逅(ちょっとカッコよく言ってみた)ですね。

そして今日、申込していたセミナーをEラーニングで受講しました。

公益社団法人日本動物福祉協会主催
令和2年度動物福祉市民講座の第1回「動物福祉について」です。
同じ地球の住人としての動物たちの幸せは、私たちヒトの幸せとも地続きの問題。
犬という動物と暮らす一員として、犬にとどまらず動物、さらにもっと外側の生態系、環境などのより大きな枠組みを見ることで、自分の立ち位置を確認することは大切なんですね。

全3回の講座ですので、再来週まで動画配信されます。
少しずつ勉強して考えたことを綴っていきたいと思います。