DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

笑顔ですれ違う

COVID-19がまだまだ見通しが見えない状況が続いていますね。
東京都では再度の外出自粛が呼びかけられました。

今日は信田さよ子さんのTwitterをリンクしました。




信田さんは、臨床心理士で、家族間、特に母と娘の女性の生き難さなどについて多くの本を書いていらっしゃいます。私も以前に2冊ほど読んだことがあります。信田さんが2週間前に新聞掲載された記事をツイートされていました。

人は不安な時、弱い立場の者への攻撃性や暴力として表出されたり、心身の症状となって表出されることがあると書かれています。
そんな体験はないほうが良いけれども、程度の大小はあっても多くの人が感じていることではないかなと思います。
Twitter上でも、政府や行政の公的機関に対する批判だけでなく、一市民の個人に対しても心無い言葉を投げたりコメントしているのを見かけ悲しくなります。
SNS上だけではなく、町内のような狭い対人関係の中でもあらぬ噂に踊らされた犯人捜しのような言動があるとも聞こえてきます。

一方で、不安エネルギーは勉強や仕事を達成するポジティブな方向に働くとも記事には書かれています。

できるだけ不安がネガティブでなくポジティブな方向へ好転できるようにしたいですね。

信田さんは、東日本大震災の地元の方の経験をもとに他愛もないおしゃべりをしましょうと奨めています。
先の見えない不安の中で「成熟した大人である」ことを問われていると。

今は犬のお散歩中に、集まって長いことおしゃべりすることはあまりおススメできないけど、少し離れたところからでも、せめて元気にご挨拶を交わしたいです。
顔見知りのわんこと飼い主さんなら「今日も元気そうですね!」「ご機嫌だね!」とか。
わんこが近くに来てくれたら「来てくれてありがとう」「また会おうね~。」とか。

笑顔とともに一言でも明るい言葉ですれ違いたいなあとますます思いました。

でも、これってこういう時だけじゃないかも?
いつも、ご機嫌な飼い主でいられたほうが四つ足の相棒も嬉しいかな

犬連れさんが散歩している町は明るくて安心な町だねっていうのが理想だなあ