DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

Sensory garden作ろう(その2)

昨日の記事のリンク部分が見られなくなっているようです。
ごめんなさい。

Sensory gardenについてです。

直訳すると「感覚の庭」で、その名のとおりなのかな。

視覚だけでなく、聴覚、触覚、嗅覚などの五感を使って楽しむ庭。


自閉症や特殊な感覚を持つ人たち、認知症の人の治療などのために作られている庭や
そうでない人達も感覚で楽しめるような庭のこと。



wikipediaのページに何枚か写真があります。こんな感じなんですね。
私もまだ実物を見たことはないのですけど

子どもの手を引いたお母さんが裸足で歩いている写真がありますね。

石畳の先には松ぼっくりを敷き詰めた地面があって、この上を裸足で歩いてその感触を体験するのでしょうね。

なんか痛そうだそうでもないのかな
松ぼっくりの上を裸足で歩くなんて、やったことがないからどんな感じだろう?
ちょっとワクワクするけど、こんなのいやだ~と言う人もいるかな…

今思い出しましたが、学童のお仕事を手伝っていた時、公園の隅っこを借りて小さい田んぼを作ったことがありました。
その田んぼに田植えをすることになったんですが、苗を持って泥水に手を突っ込んで植えるんですけど、何人か「気持ち悪いからいやだ~~」っていう子がいました。

泥んこで遊んだことなかったのかもしれないですね。
都会育ちならそんな子がいても不思議ではない。
また、田んぼって季節によって匂いも変わりますよね。

そんな風に私たち人間は視覚優位で生活しているのでそのほかの感覚をあらためて積極的に使う機会を持てるような、そんな庭のことなのでしょうね。

この「感覚の庭」を犬にもどうかなっていうことで、海外ではつくられているようなんです。

犬は嗅覚優位の生き物ですが、人と一緒に生活しているとその嗅覚の出番少なくありませんか?

場合によっては、せっかく匂い嗅ごうとしているのを妨害されたりしていないかな?

触覚はどうでしょう?
アスファルト路面ばかりじゃなくて土の上、落ち葉の道、草地、時には雨の水たまり、泥んこ道…
それも平面ばかりでなく傾斜地や、太い木の根っこがゴツゴツした地面などは、足の裏に感じる感触も一様ではなく、強く当たる箇所とそうでない箇所があったり。
パピーホームをしていた時に、生まれて初めて砂浜に連れて行った時は、波打ち際で戸惑っているのがわかりました。
波打ち際を裸足で歩くと、波が引く時に足の裏にある砂が波と一緒にさーっと引いて足が砂の中に埋まっていくような感覚になりますよね?
きっとその感触に驚いていたのかなと思います。

犬にもそんなふうにいろんな触覚、嗅覚、聴覚をフル活用できる庭。
あったらいいなあって思うんです。

20200312
苔ってふかふかしてて気持ち良いですよね。