町内点検だけの散歩でした。町内に面白いお花が折々に交代で咲いてる道がありまして、母ちゃんはそこに立ち寄るのが楽しみ
このお花、さっきTwitterにもアップしたのですが、これは虫のためのトリックアートかな?
花弁の内側、しかも下側だけにドット模様。よく見るとその模様のある花弁の縁には長い毛が生えていて、トリックというかトラップ?かも?
虫か何かに受粉を手伝ってもらうための花の戦略を感じる…さて真実は
ダイナミック・タッチという言葉が気になっています。
1話10分で学ぶ教養動画メディア「テンミニッツTV」です。
有料ですがはじめの一か月は無料でお試しが出来ます。
実に多くのジャンルで有名な先生が講師として講義をしてくれていて面白いですヨ。
お好きなテーマでお試しいかがでしょうか。
この動画に出て来るダイナミック・タッチとは、例えば目隠しをして長い棒を持って振るとその重さと振れ方から、だいたいの長さがわかるという、その時のこの「棒を振る」という動きをダイナミック・タッチというのだそう。
タッチというのだから触覚ですね。
触覚は、物の表面に手などで触れて知覚すること、こちらを一般的に思い浮かべますね。こちらはキューテニアス・タッチと呼ぶんですって。
生態学的な心理学ではそのように2種類のタッチ(触覚)があるということですね。
このダイナミック・タッチというのは、生物にとってはかなり原初的な知覚(=生物が世界を知るために備えているシステム)のひとつらしいんですね。
そこでふと、手を使えない犬のことを考えてみました。
犬には「甘噛み」があります。
人間みたいな前足(手)の使い方ができない犬には、甘噛みは、もしかしたらこの原初的なタッチの一種なんじゃないかなあ。口が手の代わりならキューテニアス・タッチでもあるし、口にくわえたものを振り回したりすればそれは、ダイナミック・タッチでもあるように見えます。
まだまだ、好奇心がまさる子犬時代に手当たり次第に咥えて噛んでみて振り回して、その物を確かめている。
そうも考えられないかなあ。
いわば、大人犬になるための正常な発達過程。
甘噛みが正常な発達過程としての行為であることがこの本にも書かれています。
さらに、その甘噛みに対して「(人の)拳骨を口の中に入れる」とか「叩く」などの苦痛を与えるやり方で対処することに警鐘を鳴らしています。
そうは言っても痛いし…どうすればいいの?という時は、ぜひ信頼できるプロに相談するのもひとつの選択肢でしょうか。
いずれにしても「犬はどういう生き物か?」がその土台になるのは確か。
その土台を大切にしてくれるプロフェッショナルに出会えれば幸せでしょうね。
くれぐれも苦痛を与えるやり方で人の手を怖いものにしてしまいませんように…。