DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

日本初のSensory Garden for Dogs作ろう

東日本大震災から9年。
今なお2529人の方が行方不明のまま、45000人ほどの人が避難先で生活しているそうです。
9年も経ってるのに元の生活を取り戻せない人がこんなにもたくさんいるなんて、あの災害があった頃には思いもしなかったです。
乗り越えきれない苦しさを胸の奥に閉じ込めたまま暮らす人たちの心中を思うと胸がえぐられるような思いがします。
あの頃も、生きている者はむやみに自粛するよりもいつも通りの生活をして経済を回した方が回り回って災害に見舞われた人たちの助けになるという風潮が生まれました。
奇しくも、あれから丸9年の今日も、原因は違いますが世の中の雰囲気は似ています。
自粛ムードと経済を回そうムードの両方の意見が私自身の中でアンビバレントに混在する複雑な思いの日常があります。


話は変わって…
今日、犬の学び舎のお仲間とドッグランについてディスカッションしてました。

ランの地面は芝を植栽したほうが良いか?
それとも、自然の雑草と雑木が良いか?
所々に、切り株の根っこと土がむき出しの部分が残っているので、そこは切り株を撤去して、その部分だけをパッチワーク的に芝を植えたら?
いや、土のままの方が良いのでは?
土のままで犬が好きに穴が掘れたほうが良いよね
ラン周囲にはいろんなお花を植えたプランターとか置いてもいいね…とか

そして、さっき思い出しました。
二年ほど前にfacebookでシェアした記事です。

Sensory Garden for Dogs…犬のための感覚の庭って感じですか?

これって、まさに今日私たちがディスカッションしていたランの話じゃないかしら?

日本にはまだ犬のための「センサリーガーデン」はないと思うので、是非こんな場所を出現させたいなと思いました!!

犬の本来の能力を如何なく発揮できる様々な環境を整えた庭。
  • 走っても
  • 嗅いでも
  • 掘っても
  • 眺めても
  • 転げ回っても
  • マーキングしても

人工物は最小限に自然のアイテムを使って犬らしいことを思う存分できる犬のパラダイス

犬は犬らしく
人は人らしく

人は動物であることを忘れがちだけれども、その種らしくいられることは何よりも生命力の源になるんじゃないかな?

その人らしい暮らしができますように祈るばかりです。

202003112
ソファでこの方向に寝るのがテルモらしい
(背中の位置が右側のほうが落ちる心配がなくていいんだけど…寝返り打ったら落ちない?)