毎日暑い日が続いています。
道内でも特に道東内陸の十勝地方は連日,人間の体温と見紛う数値の気温が並んでいて恐れおののいています。
きよたKAZEラボでは,今月ふたつの大きなイベントが終わりました。
23日のセミナー参加者の方から「自分たちの地区でも頻繁にキツネが庭に出没したり,コンポストを漁られたりしてみんな困っている。自分たちの町内会でもぜひ講演してほしい。」というリクエストがありました。
講師の浦口さんともご相談して10月にそちらに出向いてセミナー開催させていただく予定です。
大きなイベント2つ終わったあと,私は,あるオンライン勉強会に参加させていただきました。
「オープンダイアローグ」について,関連する臨床現場などで仕事をしている方たちの勉強会です。
私とオープンダイアローグとの出会いについて,2022年7月のブログで書きました。
私自身は,オープンダイアローグの臨床現場にはかかわったことがありません。
でも,人とかかわり意見交換しながら,異なる考え方の人々のなかで暮らす以上,コミュニケーションなしでは終わらない。
なのに,意外とコミュニケーションについて真剣に考えて来なかった。
なんとなく,自分が持っている引き出しから,それっぽいものを引っ張り出しながらどうにかやり過ごしてきました。
なんだかうまくいかない時に自分のコミュニケーションを振り返る場面は多々あります。
そんなわけで,学べる場とお仲間をこの2年程ひそかに探していました。
そして,その扉は,意外なところから開きました。
7月17日の北の暮らし見本市で,お隣で出展していたB型就労支援事業をされているNPO代表の方とご挨拶したのがきっかけでした。
勉強会に集まる皆さんは,日本の各地から,それぞれ現役でお仕事しているプロフェッショナルです。
キャリアも職種も様々ですが,決して新人さん中心ではないのです。
むしろ,中堅からベテランの方が多い。
キャリアを積んでもなお,オープンダイアローグを勉強する皆さんの真摯な姿は本当に尊敬します。
これぞプロ!です。
皆さんの生のエピソードを聞いて,本で読んだオープンダイアローグの断片的な輪郭がひとつひとつ繋がって行くような感覚を覚えました。
来月の勉強会に向けてもう一度本を読み直さなくちゃです。
思いがけない出会いから貴重な学びの機会をいただけて本当に嬉しいです。
今日も読んでくださってありがとうございました。