DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

マニアックなリードワーク

こんな時なので

思いきりマニアックなリードワークの話を書いてみようと思います
うまく伝えられるかなあ。

犬と人をつなぐリード。
小さい子どもなら手をつないで歩くところ、犬は手をつなげないのでリードでつながっています。

だから、そのリード使いはいつも優しくなくちゃね。

リードショックとかリードジャークとか?ないない

テルモは散歩で拾い食いがあった(今もたまにある)んです。
テルモの場合はもっぱらよそ様の💩を拾いたい

そこに行きそうになったら犬を止めます。「ストップ」とか「まって」とか声かけて。
それだけです。


行かせたくない、届かせたくない場所には決して行かせない。
遠慮しないでしっかり止める。
ただただ、それを辛抱強く繰り返す。





チャーリードッグスクールのリードワークの教科書↑
犬を止めるときは「木になる」んです


犬に引っ張られても、リードを持っている飼い主がそこから一歩も動かなければ犬は前には進めませんから、その状態をあたかも人が地面に根を張る木になったかのようだという意味で「木になる」です。

シンプルでしょ
リードショックとか「コラ!」っていう怒号とかデコピンとかいらないです。
木ですから、そんなことしないただ動かないだけ。

でも。

いいもの発見してそこに行きたい犬を止めるってけっこう大変ですよね。
テルモは体重24キロですが、もっと小さい犬でもぐいぐい引っ張る時の力はかなり強い。


コツは…

木になるためにはハンドラーは体幹を意識しましょう。決して前かがみにならないようにしましょう。
夏目真利子. 目指せ リード使いの達人: ~犬と手をつなぐように リードは絆~ (Kindle の位置No.207-208). Kindle 版. 
コツを明かしちゃうなんて太っ腹。

止まっても犬が引っ張った勢いで腕を引っ張られるように上半身が前かがみになってしまう時は体幹をうまく使えてない。
体幹をうまく使えていると体の軸がぶれないのでまっすぐ立っていられます。
ただ、引っ張られた時だけ軸をまっすぐにしようとしても出来ないって、だんだんに分かって来ました。

体の軸がぶれない…う~~ん、どこかで似たような感覚あったなあ。

息子が小学生だった頃に地域の祭りばやしグループで親子で和太鼓を習っていました。

和太鼓も体軸が大事。軸がぶれるとダメなんですね。
それがよくわかる動画探してきました。音が大きいのでミュートして見てくださいませ。
三宅太鼓っていう三宅島に代々伝わる太鼓です。


重心がすごく低い状態で見るからに大変そうですが、上半身はぶれずに美しいですね。
左右にスライドはしても軸がぶれていない。


ふふ。マニアックすぎますね?

リードワークは単に手だけでリードを操作するだけではないんです。
身体全体の使い方。
だから、リードワークは犬の練習でなくて人の練習と鍛錬が大事です。

マニアックすぎてよくわからない
でもなんか面白そうって思ってくださったら嬉しいんですけど…

散歩してても頭の中の半分はリードワークのことを考えながら歩いています。
そういえば、今日は夕散歩で珍しい落とし物に遭遇しました。

たけのこ

たけのこ…笑えました