DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

犬学が面白いわけ:犬学的変態さんのALな日常

こんにちは。

今週月曜日にとつぜん夏が終わって

朝・夕散歩ともに長袖必須です。

犬絶好調な季節だよ!

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久しぶりに4時半から夕散歩へ。たっぷりのんびり2時間楽しかったねー♪

 

Active learning(AL)の小林昭文さんのブログから。動画編集技術について、「ある朝起きたら閃いた」エピソード↓

 

a2011.hatenablog.com

 

あるある!

ウーンウーンと頭頂部から湯気出しながら、ちょっとややこしいことを勉強しているとき。

いったん離れて、テル散歩に行って、「ふ~~っ。」と深呼吸して空を見上げた途端にピカーンとわかっちゃったりする…。

あんなにつながらなくてスッタモンダした脳の回線が一瞬でつながっちゃう瞬間。

 脳って興味深いorganです(´▽`)

 

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『長いブランクを経て前職種に復帰するので必死な話』は以前のブログに書きました。

 

おもにALの勉強中ですが、ALのキモはアウトプットにあるのだろうと現時点では理解しています。もっと実地経験が増えると、この認識も変わるかもしれないのであくまで現時点です。

 

私の場合は、その概念ナッシングでアウトプットが先にあって、10年以上遅れて、ALについての知識がインプットされた形で、今ここです。

 

実地学習必須のジャンルでは、多くの場合、実地に先立って知識をインプットしているんでしょうね。

 

でも、これってインプット期間がだらだら長く続くと、学習者にはけっこう辛いものがあるんじゃないかな?

 

獣医学を勉強中のべるりんさんのtweet

 

 

ごもっとも。

 

 

鋭いところ突いてきてます。

教える側と教わる側では見えてる世界が違う

 

御意!!

教わる側は獣医臨床という世界はほぼ何も見えていないに等しい。

マンガの「動物のお医者さん」とかナントカいう獣医のドラマぐらいしか見えてない人がほとんどでしょう。

 

 

もうね、ぐうの音も出ません。「ごめんなさい!」と平謝りしたい気分(なぜワタシが??(≧▽≦)ま、いいのいいの)。

 

 

学生だから実地で何かをすることが出来なくとも、それぞれのインプット具合に応じた現場と既習知識の結びつけっていうのは、できるんじゃないかな?

たとえ、それが身体を使ってアウトプットしない、脳内作業だとは言っても、現場で見ているものに既習学習のどれをマッチングさせるかということは、まぎれもなく能動的な作業。

それを

「こういうことがわかりました。」とコトバに出したり、「これはどうなんでしょうか?」と質問したりすることはアウトプットなわけだし。

そうやって現場と既習知識を行き来して理解したことは忘れにくい。

 

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そして、本日、朝4時の私…テルさんが『ワンツーしたよ~。(おしっこ出ましたってこと)』と教えに来たので「はいはい、ただいま~。」と起きて、あれしてこれして、まだ早いからもうひと眠りしようと布団に戻ってきたそのとき。

突如、ピカーンと来ました。

 

何故、犬の勉強がこれほど面白くてたまらないのか?

 

毎日、あらゆる瞬間が実践と知識の行ったり来たりだから。

これがALなんだ。

 

本で読んだあのこと、このことが、毎日目の前で繰り広げられて『ああこれか!』『これはどういうことなの?』と既習知識に照会したり、疑問の答えを探しに行ったりできるわけです。

これが、もし犬は目の前にいなくて、べるりんちゃんのように文字列を延々と詰め込めるだけ詰め込むだけなら、こんなに長続きはしなかったかも…。

私、飽きっぽいし…

 

 

森博嗣さんの「勉強の価値」に似たようなことが書いてあります。

 

honto.jp

 

 

「勉強は本来おもしろくない」とあっさりばっさり冒頭で前提としておっしゃって。

森さんらしい忖度なしの物言いが愉快痛快(^_^)

だが、しかし…と森流勉強の極意論が展開されます。

 

勉強は先生から教えられているうちは、つまらないものでしかない。アウトプットを繰り返しながら、オリジナルでクリエイティブなアウトプットに到達できると面白くなるということをおっしゃっています。

 

頭が創造的な活動をしているときに、その人の才能が際立ち、さらにその才能が成長する。すなわち、これが勉強の本質である、といって良いだろう。(p.169より)

 

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文字の羅列を強制的に暗記させられる授業に辟易しているべるりんさん。

あなたはとてもアクティヴだからアクションを起こせば、きっとどこかにアウトプットを出来るようなチャンスが待っているかも?だただた幸運を祈るのみだけど。

 

願わくば、獣医学教育を担当される先生がたには、運を天に任せたカリキュラムではなく、チラ見だけの見学でもなんでも良いので、早い時期に現場に触れる機会を設けてあげていただけませんか…もうそういう機会があるようでしたらすみませんです。

こんなおばちゃんが願うのもアレですが、よろしくお願いします。

 

 

 今日も長いのに読んでくださってありがとう♡

ではまた。