DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

やっぱりでっかいどう!

こんばんは。
朝ん歩は父ちゃんと母ちゃんとテルモでいつもの公園の原っぱでのんびり朝ごはんしながら放浪しました。蒸し暑くてけっこう汗かきました。
公園入り口でハマナスを発見。
ハマナスの実
実はジャムなどで食べられるんですってね。知らなかった~。
背景に桃色の花がぼんやり写ってますが八重咲、初めて見ました。

湿地帯のミゾソバ(たぶん)ちっちゃくてマクロレンズでしか撮れない(^^;)
ミゾソバ?
薄ピンク~白のグラデーションが可憐です。

『まだかな~』と楽しみにしていたゲンノショウコがついに種を開いていました。
ゲンノショウコ種アップ
あ~マクロレンズで撮るには広がりすぎなんですね。
と言っても直径1㎝ぐらいなんですけど。
ゲンノショウコ種
左側にちょっとぼけて写っているのがサヤが開く前の種。剣みたいにとがって立ち上がってます。

朝の放浪から帰って農業専門学校八紘学園の野菜直売所へ!

牛乳
学園牛舎で育成された牛の生乳100%の牛乳。
私は牛乳飲めないので(^^;)父ちゃんが…美味しかったそうです。
この生乳から作ったソフトクリームは私も頂きました。
今まで食べたソフトクリーム史上、最高のミルク濃い味。甘さちょっと控えめ。


資料館とサイロ
校舎の敷地内にはサイロ、右側は資料館。中には入れないようですが。
開闢以来90年の歴史がある学校なので建物も時代を感じますね。

ポプラ並木
ポプラ並木もかなりの高齢化(笑)のため倒木の危険がありで立ち入り禁止。
見るだけね。外国ぽい。物語の舞台のよう。

八紘学園のポプラ
こんな感じでどの木もものすごく太いけど、中が空洞化していました。
北大のポプラ並木も同様に危険で立ち入れないようですね。

農具
昔使っていた農機具が外に展示されていました。
やっぱり北海道は農業の歴史とともにあるんですね。
市内は都市化が進んで農地が減ってしまう中で、八紘学園がこれだけ広大な農地を90年守ってきれくれたことにしみじみと感謝の念が沸いて来ました。
敷地面積113haだそうです。
大きすぎてピンとこない。
東京ドームの屋根がかかっているエリアの面積が3.5haだそうで…何個分?
敷地内には札幌を貫く主要な幹線道路が2~3本走っています。

一般の人が土地を手に入れて植樹したとしても、八紘学園のような大木の並木などがすぐに出来る訳ではないことを思うとスゴイ。
そのおかげで、週末にはこうして家族で散策を楽しめる街のオアシスになっています。

直売所は草野球ができそうなぐらいの広い原っぱにあります。
そこでは、デントコーンの広大な畑をバックに、家族連れが何組も走り回って遊んでいました。
心和む光景ですよね。

デントコーン畑
向こう端が見えないぐらい広いデントコーン畑。
背も高いんですよ、2m以上あるかな。

でも、少しずつ切り売りされて一部は大型商業施設になっているんですね。
ナリワイとしての農業を継続することは、法人といえども大変なことなんだろうな…よく知らない者が簡単に言ってはいけないけど、やっぱり農地を減らさないでほしい。

こういう場所を歩いていると、人の営みは小さくて稚拙だなあと思えて来ますね。
人間も動物であることに気がつくというか。

また来週も行けるといいな~。