こんにちは。
やっと雪がすっかりなくなって日曜日は15℃を超える5月の陽気でした。
今日、町内を散歩してたら電信柱の根元にこれがたくさん落ちてました。
5つに分かれたガクみたいなところは、かなりカチカチに固くてとがっている先端は痛い。周りを見てもそれらしい木が見当たらず、とりあえず、拾って持ち帰りました^^;
どこかの庭木なのかもしれない。
こないだ、BBCのYouTube見てたら面白いの見つけました。
イネ科の雑草に生えたノギ(長く伸びたヒゲみたいなやつ)、このためにあったのね~とオドロキ\(◎o◎)/
「種は歩く」と説明されてますね。
この動画では、ノギが伸びることで種が移動して、地面の割れ目などちょうど良いところにおさまるのだと…いうようなことでしょうかね?
町内で拾った種が何か調べようとこの本をパラパラめくっていたら
カラスムギのノギについて書かれていました。
カラスムギのノギは2本、長くて途中から直角に折れ曲がった形でBBCの動画の植物のノギによく似ています。
本によると、カラスムギの種は地面に落ちて水にぬれると、回転を始める。それはノギがこより状の構造になっているせいで、いわば自動ゼンマイ仕掛けのようなもの。ノギが何かにぶつかって回転ができなくなると、今度はタネ自体が回転してタネの先端がドリルとなって、自ら土にもぐっていくんだそう(p.150-151より要約)。
雑草とはいえ、穀類の種はネズミや鳥にはごちそう。地表面にさらされているだけでは食べられてしまうので、自分で土に潜れるようにノギが機能しているということ。
うまく土に潜った種が翌年に発芽するというわけ。
へえ~~!!
よく出来ているんだなあ。
身近なところにも面白い秘密が隠れていますね。
今日も読んでくださってありがとう(。・ω・。)ノ♡&✌