朝ん歩で撮った写真です。
ススキの穂が朝の陽光を浴びてキラキラと輝いてました。
ススキはお月見で飾るので月との取り合わせで夕方から夜のイメージ。
だけど太陽の光浴びる穂も優しい金色に光ってるんだなあと新発見。
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2~3日前からミトコンドリアの話をしたいと思ってました
さあて、書けるかなあ
遠い記憶の中でその名前に聞き覚えはあるものの、詳しくはすっからかんに忘れております。
とりあえず、動物の細胞の中にあるもののひとつだったな、ぐらい。
あとはトライさんの映像授業が素晴らしいので、どうぞ!
要するに、動物が生きるために必要なエネルギーを作り出す主要工場みたいなもの。
超重要!
のわりに、忘れているのね
さらに、ミトコンドリアは二重膜構造を持っているのだけど、それはなぜか?
ここからがびっくりなのですが、それは、ミトコンドリアは元々自分の身体ではなく外界の細菌だった。その細菌が細胞内に入り込んで出来たのがミトコンドリア。
だから二重膜のうちの内側の膜は、もともと細菌だった時の自分の膜。
外側の膜は、入り込んだ時の細胞側の膜。
イメージとしては、膨らました風船にゴルフボールとかをグイ~ンと押し付けた。
上手くいけば、ゴルフボールの表面をすっぽり取り囲むように風船のゴム膜が覆いつくせるでしょう?
そういう状態なので、ミトコンドリアの内膜はゴルフボール自体の外側と、外膜はそれを覆った風船のゴム膜の二重膜構造だってことなんです。
え~
細菌が自分の身体になっちゃったの?
そうすることで、動物は酸素を利用できる体に進化したのですって。
外から入ってきたこの細菌がいなかったらミトコンドリアはなかった。
ミトコンドリアなしでは動物は酸素を利用することができなかった。
つまり、エネルギーを作れなかったという訳なんだそうで。
そして、細胞の核の中にはDNAがありますが、ミトコンドリアにも独自にDNA=mt-DNA(ミトコンドリアDNAと言う)があって、これが外から入ってきたひとつの証拠。
そして、このミトコンドリアDNAは、すべて母系遺伝。つまり父親からは受け継がれない。
すべてのミトコンドリアDNAは母親由来であると。
(普通のDNAは両親からそれぞれ子に受け継がれるけど)
ここまで、この番組↓で見ました
うわあ…そんなこと習ったっけなあ?でしたが面白かった。
それでね、こんなミトコンドリアを俳句に読みましたっていう奇特な人がいまして、こんな感じ。
細胞という名の個室小鳥来る
あとかたもなく蟷螂の雄も消え
この俳句見て『あ、これはミトコンドリアのことを詠んでるね。』ってわかる人はかなりの兵と思われますな
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でですね。
このミトコンドリアDNAについて何故書いたのかといえば、それは犬の進化の歴史を紐解くときに重要なキーワードになっているから…
という訳で続きはまた次回に!
おやすみなさいませ