迷惑をかけたりかけられたり

昨日はお友達のヴァルトの森ドッグ倶楽部をご紹介しました。
そして、とてもたくさんの方に記事を読んでいただいて大変嬉しいです。
どうもありがとうございます。




閑話休題。
生きているということは、意識してもしなくても、全く周囲に迷惑をかけないということはほぼ無理なことだろうなって思うんですね。

突然なんだろう？な話題になってしまいましたが

犬と暮らしている、いないに関わらず。


それとは気づかず迷惑をかけていることだってありますし
気づいていても、どうしようもない時もあります。

誰しもできるだけ周囲への迷惑が最小になるようには気を付けていると思います。

直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 (朝日文庫)

内田 樹

朝日新聞出版

2017-07-07

何の気なしにパラパラとめくり読みしていた内田先生のこの本にこんな文章を発見。

　しばらくの間、人々は「誰にも迷惑をかけない、かけられない生き方」を範例的なものだと信じていた。けれどもそれほどまでに豊かで安全な時代は長くは続かない。私たちは再び「迷惑をかけたり、かけられたり」する生き方を学習し直さなくてはならなくなった。昔はそれが出来た。
　今度も出来るはずである。

この文章が書かれたのは2011年4月18日。
東日本大震災の直後ですね。
ですから、この文章にある「今度」というのは、「この大災害のあとも」ということになるのでしょう。

あれから9年とちょっと。
その間にも、「迷惑をかけたりかけられたり」する生き方を学び直す大きな災いに見舞われてきました。
からの…今ですね。

今度も出来るはず…と思いたいです。


『オレら、なかよしですけど、なにか？』な
ソラ（左）とヌーン（右）の写真でおやすみなさい(^^)