DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

テルモといえば…

外出8割制限中のテルモ家です。
さて、テルモといえば?体温計
医療機器メーカーなんです。ご存知でしたか?

うちの「テルモ命名の由来は私は知らないのですけどね。
介助犬協会では命名権はパピーホームさんにあって、愛知県にいるパピーホームさんとはお会いしたことがないのでわからない


今は病院も大変ですが、病院へ様々な医療機器を供給しているメーカーも大変な時ですね。
医療機器メーカーのテルモは今話題になっているECMOシステムも生産しているそうで、1月から増産体制になっているんですって。
ほかにも注射針や血液バッグなどなどが海外のCOVID-19感染拡大の影響を受けながらも供給を頑張っているようです。

COVID-19では発熱があるということですが、そもそもなぜ熱が出るのかってご存知ですか?

テルモさんのHPにわかりやすく書かれていました。

外から入ったウイルスや細菌をやっつけるために体温を少し上げたほうが防御機能が働きやすくなる=正常な生体反応としての発熱ということ。

(今の私は、テルモ(犬のほうややこしい)の散歩係ですが、前職は医療人を目指す学生さんたちにこういうことを教えるのが仕事のひとつでしたちょっと懐かしい

少し前にSNS上では「COVID-19患者の発熱に、ある種の解熱剤を使用すると病状が悪化する。だから熱が出た時にその種類の解熱剤はのんではいけない。」という主旨の発信がかなり広がっていました。その後、間もなくこの発信はすっかり姿を消しましたけど。
真偽のほどはまだわかりませんが、私はこの発信を見た時はこう思いました。

『そもそも「発熱即解熱剤」という行動自体が不適切だなあ…』と。
その理由はすでに書いたとおりです。
外界からの侵入を防ごうとする正常な生体反応としての発熱。
それを原因不明のまま、ただ熱だけ下げても根本的な解決にならないから。

ただし、高齢の方や持病があったり免疫機能が低下するような治療をしているなどの場合は必ずしもこの限りではないので、必ずかかりつけ医との相談が必要ですね。

今日はテルモつながりの発熱のおはなしでした