DOGS AND BOOKS

人生は犬と一緒に歩いて身近な自然にかくれた秘密を探す旅。とくに犬に学ぶ旅は終わりのないライフワーク。

今年もノーベル賞シーズンがやってきた

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夕散歩。筋状の雲がきれい…テルモも絶好調でした

朝晩の気温がだいぶ下がって
夕散歩では歩き始めちょっと手が冷たく感じました。
今日もテルモは絶好調。
公園まで小走りだったテルモの後ろを私も走ったのですぐに体が温まりましたけど!

 

今年もノーベル賞の季節がやって来ましたね。早いなあ。
ノーベル医学生理学賞を受賞した「C型肝炎ウイルスの発見」について福岡伸一さんが解説された記事です。

digital.asahi.com

新しいウイルスを確かめるまでって大変なんですね。
コッホの3原則を満たすまでに何人もの研究者が数十年を費やして取り組んでやっとA型でもB型でもない新しいC型の肝炎ウイルスを突き止め、治療薬を開発出来るようになった。
新型コロナウイルスも、コッホの3原則をクリアして専用の治療薬ができるまではまだ時間が必要なのでしょう。でも、科学は思わぬところから予想外の展開に至ることもあるので、どれくらいかかるのかはなんともわかりませんけど。

『なぜ今頃C型肝炎なの?』って思ったわけですが、こういう道のりがあったということなんですね。

 

そして、今日はゲノム編集の研究がノーベル化学賞を受賞しました。
化学賞も生理学賞も、遺伝子、DNAの仕組み解明の分野に集中していくのでしょうか。

どんどん解明されているような印象のある遺伝子研究ですが、DNAの塩基配列全体(タンパク質の設計図みたいなもの)=’ゲノム’のうち解明されているのは、実はわずか全体のたった1.5%。残り98.5%のゲノムは未だ不明で研究続行中だとか…。

こちら↓、日本科学未来館の動画で知りました。

youtu.be


宇宙とか深海とか謎が多いと言われていますが、実は私たち生きものの体内そのものに広がる未知なる世界も広大なのだなあと改めて驚きます。

 

さて、我らが愛する犬の研究も絶賛進化中です。
動物と話ができるドリトル先生の物語は世界中の子どもたちに読まれていて有名ですね。実は私は読んでいなくて…

私にとって動物と話が出来ると言えばこちらです。

honto.jp

シリーズ第1巻「小さなスプーンおばさん」から読んでいました。

 ある日突然小さくなってしまうスプーンおばさん
小さくなると、家の中を歩くだけでも大冒険なのに、猫やニワトリやビーバーなどの背中に乗って外まで出かけちゃうスプーンおばさん
小さくなった時は動物たちの言っていることがわかる。

小学生の時にワクワクしながら読みました。

いつかスプーンおばさんのように、犬と自在に話が出来たらなあ…
犬と話せたら、何を聞きたいですか?